鬼滅の刃の限定グッズで転売やーが大活躍してTVで問題視されていた件

流行ってますね~、『鬼滅の刃』。

今日、ニュースを見ていたら、この『鬼滅の刃』の話題が出ていました。

限定グッズを転売ヤーが買いあさって、メルカリで高額で売りまくっているとのこと。

言語化できないもやもやした気持ちが湧いてきたので、整理するために記事を書くことにしました。

 

鬼滅の刃』とは

鬼滅の刃』は、週刊少年ジャンプで連載されている少年漫画です。

大正時代が舞台で、鬼に家族を殺された少年が主人公で、鬼を退治するというストーリーですね。

僕が知ったのは最近で、Amazonプライムでたまたまアニメを見たことがきっかけになります。

一話見てすぐにハマってしまいました。ハマった要因はいくつかありますが、

  • 敵味方含めたキャラクターが魅力的なこと
  • 設定が大正時代でなんとも言えないノスタルジーを感じられること
  • 単純にアニメの出来が良かったこと
  • うんざりするような引き延ばしがないこと

ですね!

 

たまたまAmazonプライムで見て知ることになったんですが、どうも世間的にも流行っているらしい、と後で知ることになりました。

芸能人でもファンが多いらしく、ジャンプ黄金世代にはグッとくるとのこと。

まさに自分も黄金世代にかぶるので、同じなんですね。

 

一時期のワンピースのような芸能人の取り上げ方を思わされますが、ステマということでもないんでしょうね。

こんな『鬼滅の刃』がTVのニュースで話題になっていたのが本日なのです。

 

話題になった『鬼滅の刃』のニュースの内容とは

今日、この『鬼滅の刃』の限定グッズを転売ヤーが買い占めてメルカリで高額転売しているのがニュースになっていました。

ちょうどツイッターでも、どこぞのビジネス思考の大学生がツイートしているのを朝みてたんですよね。

いわく『転売やーを叩いているのは負け犬の遠吠えである。高額で売れるのはビジネスセンスが高いからで非難される理由はひとつもない』とのこと。

 

転売ヤーに対しての思い

なるほどねー。転売とせどりを同一視して良いものか分かりませんが、やっていることは同じなので、同一視しましょう。

 

直近、いろいろな副業を探していたので、せどりも候補になっていました。でもどうにもこうにもやる気にならないんです。もやもやしてハッキリと理由をつきつめることはしていなかったんですが、今日分かった気がします。

 

つまり、乞食ビジネスなんですよね。社会に対して何の貢献もしていないビジネス。ただ儲かりますよ、というだけのもの。お金を稼ぐことだけが人生の目的であり、人生の幸せである人には最適なビジネスなんでしょう。だけど、お金を稼ぐことだけを目的に出来る人ってそんなにいるんでしょうかね。

 

お金を稼いでやりたいことがある人なら、その目標金額に向けてガンガンと突き進むことが出来る。でも借金があるわけではなく、軍資金をためて事業を起こしたい、という明確な目標がない人にとっては、この乞食ビジネスは魅力的には映らない、ということなんです。お金ってあくまでも生活を豊かにする手段なのであって、目的にはならないんですね。本当のお金持ちは、お金自体が大好きで、お札を愛でて、お札の模様を覚えているくらい、と聞いたことがあるので、転売ヤーはお金持ちの素養は十分なのかもしれません。

 

仕事の意義

ツイッター界隈で、こんなやりとりを見ました。

A『転売に社会的な意義なんてない。だから納税で社会に還元すべし』

B『そんな誰かの悲しみの上になりたっているクソみたいなビジネスをよくやるよね~』

僕は、Aさんの言い分に納得しかけましたが、最終的にはBさんの意見が腑に落ちました。

色々な選択肢がある中で、あえて転売を選ばなくても良いよね。

 

ドン・キホーテに行って、ピコピコとバーコードを読み込んで

『発見!!一撃〇千円!』

とか見てても、それを買って、アマゾンに発送してという手間を考えるとまったく魅力的ではないですよね。

 

だってわざわざ、ドン・キホーテの各店舗に、トラックで配送されてきた商品を、転売ヤーが購入して、自宅に持ち帰って宅急便を使ってAmazonに送って、さらにそこからトラックで配送される、という。

なんたる贅沢で無駄なガソリンの使い方かって感じ。地球温暖化に大貢献。

 

将来的には、こうした無駄がなくなる方向に社会は進化していくんでしょうが、今は過渡期なんでしょうね。まだ、輸入とか、輸出とかの方が、意義があるような気がします。

 

最後に

これまでも、希少なイベントのチケット(宝塚とかジャニーズとか)で転売しているダフ屋もいましたよね。ただ、メルカリとかによって、気軽に収益化出来るようになったことで表面化して問題視されているのが、今回の問題といえます。

ちょうど副業でせどり界隈の人たちの発信を見ていたので、考える良い機会になりました。ビジネスはお金儲けですから、情報収集して、情報格差で儲けるという基本を実践している転売ヤーは非難されるいわれはないですよね。

才能が必要な作業ではないですけど、それを出来る人は限られるのだ、という事がよく分かりました。

堂々と転売できる、というのも才能なんですね。

 

僕には出来ませんね( ノД`)シクシク…